のんびり探究記

のんびり探究記

なんでも腹八分目で

実家までロードバイクで帰ってみた。

お久しぶりです。

半年ぶりくらいかな。

 

何か書こうと思って、下書きは書いているんですが、内容が技術系のことになると、

「こんな浅い知識で書いてたら、その道の有識者から叩かれるんじゃないか」とか

「自分の知識量の乏しさが恥ずかしい」とか思っちゃって、なかなか投稿できないんですよね...

 

まぁ、そんなこともあって、当分は趣味であるロードバイクレーニングや旅のことについてをメインで発信していければなと思います。

(最初の「知識の整理箱」と題して書いたのが恥ずかしいわ!笑)

 

まだまだ未熟者ですので、ロードバイクに関してアドバイスなどがあれば、

遠慮なく言っていただけると嬉しいです!!

 

 

ロードバイク自走帰省の発端

時は2022年12月中旬、

サークル部屋でそろそろ自分たちの代も卒業だなぁと思いながら、TF(テストフライト=作った人力飛行機を飛行場で試験的に飛ばすこと)に向けて作業をしていました。

 

人力飛行機にはパイロットが必要で、そのパイロットの体力がエンジンになるため、最近の鳥人間界隈では「パイロット=ロードバイクバカ(←良い意味ですよ!)」となってます笑。自分が所属するサークルでも、例に漏れずそうなっています。

 

ただ、なぜかパイロットでもない自分が沼にハマっちゃっていて、友達や先輩から「〇〇(←自分)は何を目指してるん?」と言われるのですが、自分でもよく分かりません笑

 

けれどロードバイクは不思議な魅力があって、高強度で追い込んでも、のんびりロングライドをしても、疲れよりも爽快さが勝って、脳汁ドバドバになっちゃいます。(違法なことはしてないですからね?笑)

 

 

てなわけで(?)、年末に実家までロードバイク漕いで帰っちゃお!と決めました。

 

距離は大学が広島で、実家が神戸なので(あ~これ知ってる人が見たら、200パー個人特定されるぞ)、250キロほどです。

 

まぁ1日で500キロ超えの距離を走られる方も少なくないので、その半分だったら自分も挑戦できるかなと思い、どうにかなるだろとあさ~い気持ちで決めました。

 

これまでは150キロぐらいの距離はソロで走ったことはあったのですが、今回はその距離ですら折り返し地点。さすがに怖くなり始め、誰か誘って帰らないと身も心も持たないなわと。

 

そこで、同じ大学の2個下の後輩が、高校の部活の後輩、地元も一緒、極めつけは次期パイロットということで、コイツしかいないということで、話を持ちかけてみました。

 

すると、向こうも乗り気になって、「一緒に帰りましょう!」と。

ここで一つ懸念点が!

 

それは後輩くんはロードバイク初心者で何なら大学に入る前は自転車に乗れなかったのです。

 

これは流石に怖いということで、決行する2日前に70キロくらいのライドをして、それを踏まえてやるかどうかを決めてもらうことにしました。

 

そのライドでは、彼も頑張っていて、これなら明後日も一緒に帰れるだろうと思っていたのですが、その翌日、LINEで彼から「すいません。今回はパスで」と...(後輩って先輩の言ったことに従うんじゃなかったでしたっけ?(これパワハラだな))

 

いろんな意味で「えっ?」と頭が真っ白に。

 

先輩としての見栄を見せたかったのか、アホなのか(多分、こっちです...)、「1人でやるか~」ということで、気づいたら食料を買いにいってました。

 

 

いよいよ、出発!(全ルートと食料、装備について)

さて、前置きは長くなりましたが、ロードバイク自走帰省についてお話しします。

 

  • 車体と装備について

    車体はPinarello Parisでコンポは105です。ホイールとタイヤはカンパのZondaとGP5000を履いています。

    サイコンはGarmin Edge 830を使用。

    サドルバッグフレームバッグトップチューブバッグは全てコスパ重視のROCKBROSのものを使っています。
    バッグ類に関して最初は憧れもあって、APIDURAでそろえようかなと思ったのですが、如何せん値段が高すぎるので、断念...
    だからと言ってROCKBROSのバッグが悪いかと言われると、むしろその逆で、洗練されたデザインとコスパ最高で満足しています!(押し売りとかじゃないですからね笑)

    あとはパンクとかあった時用のツールケースとELITEのボトルを付けました。

    多分、車体重量は込み込みで10~11キロくらいといったところでしょうか?
    ちゃんと測っていないので、もう少しある気もしますが...

    食料はパワーバー10本くらい、ベビースター5袋(大好き💕)、ドーナツ10個くらい、ウィダー1本です。

  • コース

    以下がルートの概要です。
    最初に休憩した三原のコンビニで間違えて、サイコンの保存ボタンを押してしまい、2つに分かれてしまっています。

     



  • 時間

    走行時間は約11時間でした。
    後でも話しますが、思いのほか実家に着いた後もそれほど体力的には余裕が残っていたので、ペース的にはちょうどよかったのかなと思います。


[ root 1 ] 西条~三原

前日の夜、何があったのかもう忘れてしまいましたが、

翌日の朝6時に出発するのに22時を過ぎても準備が終わっておらず、「やばいやばい...」と焦り散らかしてました。(旅行の前日は準備に時間かかって、寝不足になるのテンプレですよね?)

 

「さすがに7時間くらいは寝ておきたいなぁ」と、目覚ましは6時にセット。

 

ただ目覚めは思いのほか良く、朝ごはんに用意していたそばめしを食べて、準備万端で家を出発しました。

 

 

家の前でパチリ

 

外に出てみると、思いのほか寒くなく(それでも4℃くらいですが...)、ペースは絶対に飛ばさないと肝に銘じて走り始めました。

 

西条~広島空港まではAve.25~30km/hくらいで巡行しました。

このルートはよくトレーニングでも使います。どれくらいのペースで行けばいいかは分かっているので、最初はそれほど突っ込まずに行きました。

 

そして空港から本郷まではひたすら下り坂を下っていきます。

路面が凍っていないか心配していたのですが、ギリギリ耐えてました。

 

三原には思っていた以上に早く着いて、「これは行ける!」という謎の自信が。

 

 

[ root 2 ] 三原~岡山

個人的には三原に着いてしまえば、もうこっちのもんだと思っています。

なぜならひたすら東に進んでいけばいいだけ、ずっと平坦、車の通りもそれほど多くないという三拍子がそろっているからです。(西条もこんな平坦あったらなぁ...)

 

三原を出ると海岸線へ。

それを抜けると、街中に入っていきます。気づいたら、尾道に到着します。(意外と尾道まで近いことに気づき、しまなみは自走で行けると気づいてしまった...)

 

たまたま尾道駅前の信号で止まったから、パチリ

 

ここでも休憩しようかなと思ったのですが、後が怖いのでスルー。

とりま先に進みます。

 

その先も道なりに進んでいくと、気づけば福山です。

JFEスチールの鉄工場を横目に見ながら、笠岡の農地を抜けていきます。

 

ここの笠岡ふれあい空港は普段のTFで使っている飛行場です。

多分、この距離だとTFの時でも自走で来れるな笑

 

その先に2号線と合流するのですが、ここで一つ問題が!

それは、なんとまぁ信号の変わる時間が早いこと!

 

うかうかしてたら信号変わるし、2号線に合流するために右折(2段階右折しないといけないような...?)しないといけないし、信号が赤になったらクリート外さないといけないしで、ここだけはストレスフル。

 

なので、今回はその信号を直進して、石見銀山街道」の方を選択。

これが功を奏しました。

 

旧道のせいか車は来ないし、トラックも走らない。だからといって、信号が多いわけでもないし、クネクネ道でもない。

走りやすく、最高の一言でした。

 

 

この石見銀山街道を行くと、倉敷の手前まではずっと信号なしで行けるので、おすすめです。

 

最終的にはバイパスと2号線が合流する玉島ICに出るのですが、ここでも西から東に向かう人には要注意ポイントがあります。

 

それはココの分岐⇩

初めて通った時に岡山方面って書いてるから、コッチかと思ったんですけど、なんとなくトンネルが怪しいと思い、とりあえず右の玉島市街方面に進みました。

結果的には、それが正解で、今思えば間違えてバイパス乗ってたらどうなってたんだろう...と思います。

 

ここを通る人は(特に西から東に向かう人)要注意です。

 

まっすぐ行くと岡山県一級河川のひとつである「高梁川」が見えてきます。

大抵が霞橋を通ることになると思うのですが、

個人的には渡りきった後に、歩道がないことや合流が複雑なことから、ここを通る際には霞橋の横にある「霞橋側道橋」をおススメします。

 

⇧霞橋側道橋

 

その先は倉敷市街地に出て岡山に抜けてもいいのですが、より短距離で進むために岡山バイパス沿いに進むことにしました。

 

道なりに進めばいいだけなので楽なのですが、マイナスポイントを挙げるとするならば、歩道しか走れないこと(バイパスだから当然ですね)と途中にとんでもない激坂が待っていることです。

 

それがココ⇩

画像では、それほどツライ坂のようには見えないですが、データとしては12パーの激坂(いや絶対にもっとある... マジで壁)

多分、道を整備するときにテキトーにつなげちゃったんでしょうね。絶対にチャリが通ることを考えていない泣

 

とまぁ愚痴を言っていたら、岡山市へ入ってました。

 

 

 

[ root 3 ] 岡山~相生

岡山市の先は2号線のバイパスに沿って、ひたすら東に向かいます。

 

そして道なりに進んでいけば相生か~

と思いきや、事前に引いたルートはよく確認せずに作ったので、バイパスの上を通るようになっちゃっていて、難儀でした。

 

バイパスが見えなくならないように並走しながら、途中で工事作業員の方や地元の方にルートを教えてもらいながら備前市に突入しました。

 

途中にこんな坂道が出てきて焦った。

田舎ってのどかでいいなと思わされる一枚

 

道を間違えて苦労したと言いましたが、この後の道のことを考えると、そんなこと可愛いくらいに思えることでした。

 

雲行きが怪しくなったのが、2号線に出てからです。

 

なんとなくトラックとか車が多いなぁと。

あとあとYouTubeで動画とかを見ていると、その区間はトラックが多いし、歩道もないから、赤穂方面から回った方が良いとおっしゃっている方がいて、本当にその通りでした。

 

ちゃんと横に寄っていたのに、トラックの運転手も怖いんでしょうね、クラクションを鳴らされて、コッチもヒヤッとすることが幾度か。(トラックの運転手さん、すいません。)

 

あとはこの先のコンビニで休憩しよと思って、スルーしたローソンが相生に着くまでの最後のコンビニになるとは、思ってもいませんでした。

正直、このライドで一番後悔したのはココですね。

 

アップダウンを繰り返し、フルスピードで横を抜けていく車をかわしながら走っていると、やっと相生が見えてきました。

 

もうこの時に16時くらい、日が暮れ始め、内心震えてましたね。

 

 

[ root 4 ] 相生~ゴール

相生からは2号線を行くのはチョッと怖いと思い、国道250号線の海岸線をチョイスしました。

 

年末の日曜日で帰宅時間とズレていたせいか、ほぼ車は来ず、本当に1人旅でした。要所要所でアップダウンは会ったものの、信号が一切なかったので、気持ちよく走れました。

 

この時には、すっかり日は落ちていたので、どこを走っているか分からず、気づいたら姫路のよく通る道に合流していました。

 

この先はひたすら海岸線を進んでいき、加古川を抜けると自転車道を通って、実家までたどり着きました。

 

う~ん、絶妙なアングル。 もっと場所選べなかったのか?

(許してください、もうそんな気力がありません...)

 

 

まとめ

使った金額としては、正確に計算していないため分からないのですが、1000~2000円ほどだったと思います。(もう、お金かけずに帰省出来て、体力鍛えられるってサイコーだろ!!)

 

今回の勝因としては最初の100キロくらいをペース控えめで入ったことに尽きるでしょう。

 

 

最後に新年一発目のブログ記事ということで(いや、全体としても2回目だろという鋭いツッコミはなしですよ笑)、今年の抱負を言いたいと思います。

 

今年の抱負は富士ヒルに挑戦することです

初挑戦なのですが、目標はブロンズ獲得なので()、今後は練習メニューや日記などをブログでまとめていければなと思います。

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

では、また